副院長の前田明子です。
6月25日までに院長および全スタッフのCOVID-19(新型コロナウイルス)ワクチン接種が完了致しました。
東京都の医療従事者枠予約サイトも一般枠と同様に、Webサイトがパンクしたり、固まったりと、予約するのも困難でしたが、機転の利くスタッフのおかげでどうにか予約が取れ接種することが出来ました。
良く話に上がる副反応ですが、1回・2回目ともスタッフ皆、接種部位の腕が上がらないと言うことはありました。しかし1～2日で消失し問題ありません。2回目は個人個人副反応に違いはあり、接種後3～5時間で発熱の兆候が出て翌々日まで熱っぽさが続いたスタッフもいれば、発熱無しのスタッフもおりました。また、下痢の症状が出たスタッフもあり、かなり個人差があるように感じます。それでも1～2日で軽快します。ちなみに私は2回目接種後、翌朝に微熱はありましたが、倦怠感等は無く仕事は出来る程度でした。インフルエンザワクチンの接種後の方がよほど腫れるなという印象です。
ニュースやネットを見たり聞いたりすると、やたらと副反応の怖さだけを強調した報道が多く見られるように感じます。勿論、画期的な技術で出来た新しいタイプのワクチンですので、アナフィラキシーやアレルギー反応等は無視出来ません。不安もあるかと思います。そのために接種後の経過観察時間を15～30分設けています。その時間で無症状ならば概ね問題は少ないだろうと言う判断です。多くの医療従事者が接種を終えており、コロナ病棟では院内感染が格段に減っています。そのメットは計り知れないと感じます。
皆様の健康や社会経済を守る意味でも20代～50代のワクチン接種が順調に進むことを願っています。
